コンカフェのドリンクには、どんな種類があるのでしょうか。初めてコンセプトカフェに行く人がまず戸惑うのが、メニューの独特さです。普通のカフェやバーとは違い、コンカフェのドリンクは「自分が飲むもの」だけでなく、「キャストにごちそうするもの」「場を盛り上げるためのもの」という役割まで担っています。この記事では、コンカフェで飲めるドリンクの種類を4つの系統に整理し、料金の目安、映える名物メニュー、テキーラショットの盛り上がり方、そして知っておきたい注文マナーまで、まとめて解説します。

コンカフェドリンクの全体像——4つの系統で理解する

コンカフェのドリンクメニューは、次の4系統に分けて考えるとすっきり理解できます。

系統内容料金の目安役割
ソフトドリンクコーラ、ジュース、お茶、ノンアルカクテル等600〜1,000円自分用の基本ドリンク
アルコールビール、サワー、カクテル、ショット等800〜1,500円自分用。乾杯や晩酌気分に
キャストドリンクキャストにごちそうする一杯1,000〜2,000円会話とコミュニケーションの潤滑油
シャンパン・ボトルシャンパン、スピリッツボトル、光る演出ボトル等5,000円〜数万円以上お祝い・イベントの主役演出

チャージ(席料)が別途かかるお店が多いので、トータルの予算感はコンカフェの料金相場とシステム解説を参考にしてください。ここからは各系統を詳しく見ていきます。

ソフトドリンク——コンカフェの原点はカフェにあり

コンカフェは「カフェ」の名の通り、ソフトドリンクが充実しています。定番のコーラやオレンジジュース、ウーロン茶に加え、コンセプトに合わせたオリジナルのノンアルコールカクテルを用意するお店も多数。青く光るソーダにわたあめを乗せたもの、魔法薬に見立てたカラフルなレイヤードリンクなど、写真を撮りたくなる一杯が揃います。お酒が飲めない人、未成年のキャスト目当てで昼間に通う人、終電前にサクッと楽しみたい人——誰でも楽しめるのがコンカフェの良さです。

アルコールドリンク——定番からオリジナルカクテルまで

アルコールメニューの定番は、ビール・ハイボール・各種サワー・カシスオレンジなどの飲みやすいカクテル類。そこにお店の個性が乗るのがコンセプトカクテルです。たとえばアイドル系のお店ならメンバーカラーのカクテル、ファンタジー系なら「エリクサー」風の輝くドリンク、病み可愛い系なら毒々しい紫のカクテル——世界観を口の中まで届けてくれるのがコンカフェ流。

そして忘れてはならないのがテキーラショットです。多くのコンカフェでショットは「盛り上げの合図」であり、注文するとコール(掛け声)や照明の演出とともにフロアが一体になります。誕生日や推しのイベントで、キャストと乾杯するショットは格別。盛り上げ方の詳細はコンカフェのショットで盛り上がる方法で解説しています。度数40度前後と強いお酒なので、チェイサーを忘れずに。

キャストドリンク——「一杯どう?」が距離を縮める

コンカフェ独特の文化が、キャストドリンクです。これはお気に入りのキャストに一杯ごちそうするドリンクのことで、「〇〇ちゃんも飲む?」のひと言で注文できます。ごちそうされたキャストは乾杯に応えてくれて、その間の会話もぐっと弾む——つまりキャストドリンクは、単なる飲み物ではなくコミュニケーションのきっかけなのです。

料金は1杯1,000〜2,000円程度が目安で、キャストの成績(バック)にもつながるため、推しへの応援の意味合いもあります。頼み方やスマートな振る舞いはキャストドリンクとは?コンカフェでの頼み方と楽しみ方で詳しく紹介しています。

シャンパン・ボトル——お祝いと「特別な夜」の主役

誕生日や周年イベント、推しの記念日など、特別な日の主役になるのがシャンパンやボトルのオーダーです。シャンパンコールで店内が一体になる瞬間は、コンカフェの醍醐味のひとつ。近年はシャンパンに加えて、光る演出付きのスピリッツボトルも人気を集めています。

その代表格が、ダイヤモンドを纏って輝くテキーラボトルキラキラテキーラです。暗いフロアでボトルとグラスが光り輝く様子は圧倒的な存在感で、写真映えも抜群。「推しの誕生日に光るボトルを入れる」という祝い方は、SNS時代のコンカフェ文化を象徴する演出になっています。お祝いの流れはコンカフェとは?初心者向け完全解説もあわせてどうぞ。

初めてでも安心——ドリンク注文の流れとマナー

コンカフェでのドリンク注文は、次の流れを押さえておけば迷いません。

  1. 着席したらまず自分のドリンク(ワンオーダー)を頼む——多くのお店はワンドリンク制。最初の一杯は必須と考えましょう。
  2. メニューの「名物」をチェックする——オリジナルカクテルや映えドリンクはお店の看板。迷ったらキャストにおすすめを聞くのが一番です。
  3. 会話が弾んだらキャストドリンクを検討する——義務ではありませんが、お礼や応援の気持ちを形にできます。
  4. イベントやお祝いならショット・ボトルで盛り上げる——予算と相談しつつ、特別な瞬間を演出しましょう。
  5. お酒は自分のペースで、チェイサーを活用する——盛り上がっても飲みすぎは禁物。ソフトドリンクへの切り替えも全く恥ずかしくありません。

注意点として、20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。また、キャストへの過度な飲酒の強要はマナー違反どころか営業妨害です。「一緒に楽しむ」姿勢こそ、コンカフェドリンク文化の核心と心得ましょう。

お酒が飲めない人のコンカフェ活用術

「コンカフェ=お酒の場」と思われがちですが、実際はノンアルコールでも楽しみ尽くせます。ノンアルカクテルで乾杯に参加する、映えドリンクを撮影して推しと話題にする、チェキやイベントを中心に楽しむ——アルコールはあくまで選択肢のひとつです。体質的に飲めない人も、その日は飲みたくない気分の人も、遠慮なくソフトドリンクを選んでください。良いお店ほど、ノンアルのお客様への配慮が行き届いているものです。

まとめ——ドリンクは、コンカフェの世界観への入場券

コンカフェで飲めるドリンクの種類は、ソフトドリンク・アルコール・キャストドリンク・シャンパン&ボトルの4系統。どれも単なる飲み物ではなく、お店の世界観を味わい、キャストとの会話を弾ませ、特別な瞬間を演出するためのツールです。

最初の一杯は気になる映えドリンクから。慣れてきたらキャストドリンクで距離を縮め、記念日には光るボトルで乾杯を——そんなステップで、コンカフェのドリンク文化を楽しんでみてください。